30歳でリストラされるが退職金と失業保険で気楽に受け止める

先に辞めた友人のように辞職し良い会社をジックリと探す事に

2回目の転職で就職した3つ目の不動産会社ですが、1998年、30歳の私に突然リストラの解雇が言い渡されました。

 

会社のホームページが完成してから2か月後の事でした。

 

31歳目前でのリストラ

退職金と失業保険をアテに辞職を

退職金と失業保険を
アテに辞職を

会社を興した社長は、自称敏腕営業マンで、もともと会社に利益をもたらすのは会社の従業員の中でも営業マンだけ、という考えを持つ人でした。

 

私の属する経理などは会社機能として必要な部署ではあるが、利益を生む部署としては認めていません。

 

また私は、バブル好景気の真っ最中に転職し、その後、年収も同じで給料カットなどはされておらず、その後に入社した社員に比べて高給取りとなっていました。

 

どうも、それが社長には気に入らず、30歳という若さでありながらも高年俸、会社経営が傾く中、経理などは派遣社員に切り替えてコストダウンをするべきと、真っ先にリストラ対象となったようです。

 

確かに、経理の仕事は簿記などを習っていれば、資格があれば、特にこの人でなければならない、という仕事ではありません。

 

経験者であれば、派遣社員でも特に問題はないでしょう。

 

31歳を目前にしたある日、私は上司に「会議室に行こう」、と言われました。

 

選択の余地が無い社長の意向の退職勧奨

「突然で申し訳ないが、社長の意向で君を解雇する事となった。」

 

青天の霹靂でした。

 

更に上司は、こう続けました。

 

「君も良く知っているようにワンマンの社長は一度言いだしたら、それを変更する事は無いし誰の言うことも聞かない。とても気の毒に思うが、どうしようも無い。」

 

「つまり私はクビということですか?」

 

「これは退職勧奨だ。素直に退職をしてくれれば退職金も割増で増額され、また会社都合での退職なので、失業保険もすぐに支給される。また次の再就職先を探す際にも、自己都合退社よりは有利でラクに再就職が出来る筈だ。」

 

「もう私には選択の余地は全く無いのですね?」

 

「残念だが、その通りだ。」

 

正直な気持ち、先に会社を辞めた同級生の事もあり、突然のリストラ、退職勧奨には驚きましたが、しかし、これでもうダメだというような悲壮感も危機感も全く感じませんでした。

 

退職金が通常の金額よりもプラスされて、また失業保険がすぐに貰えるならば、私も先に辞めた友人のように、もっと良い会社をじっくり探そうか、そう考えました。

 

「分かりました。では明日から会社には来ませんが、有給休暇扱いで、その分の給料は満額支給して頂くように手配をお願いします。」

 

そう答えて私は会議室を出ました。

 

会社には全く未練はありませんでした。

 

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