ハローワークのブラック企業求人とプロ不在というデメリット

ハローワークは開業準備中の会社でも求人が出せ転職のプロが居ない

こちらの「ハローワークに比べ転職支援サイトの方が条件が良く安全でフォーローも」にも書きましたが、近年ハローワークの求人にブラック企業の求人が多い事が社会的に問題となっています。

 

2016年、ブラック企業からの新卒求人をハローワークが拒否することを柱とした「青少年雇用促進法案」が施行され、公的な機関が質の良くない企業の求人を斡旋するという事態の改善の第一歩となる事は期待されますが、早々全ての問題解決となるとは思えません。

 

ブラック企業の求人は、とにかく人員を確保したいという事から、応募条件が緩く、また美辞麗句が並びたててあるので、特に1日でも早く仕事に就きたいと再就職を焦る求職者が、その求人に飛びついてしまいがちです。

 

何度も転職・再就職を繰り返す事を避けたい中高年は、間違ってもブラック企業の求人に飛びつくべきではありません。

 

近年、何故ブラック企業の求人がハローワークに多くなっているのか、その背景や現状を理解しておきましょう。

 

 

開業準備中でも求人が出せる

ハローワークとブラック企業求人

ハローワークと
ブラック企業求人

ハローワークが取扱う求人は、求人をする会社が雇用保険適用事務所である事が前提です。

 

しかし、雇用保険、社会保険に加入していない会社や個人事業主でもハローワークの求人掲示は可能で、会社開業準備中でも可能です。

 

実際、私もハロ―ワークで職員と面談している方で、「この会社は雇用保険に未加入ですが応募されますか?」と聞かれているのを隣で聞いた経験があります。

 

つまり極端な言い方をすれば企業、会社として体を成していないトコロの求人でもハローワークは取扱うのです。

 

求人応募で、リスクが発生するのは当然と言えば当然と言えるでしょう。

 

こちらの「ハローワークの求人は会社の社会保険の加入の確認が必要」でもお伝えしましたが、実際に雇用保険に会社が入っておらず、その会社を退職して失業をしても失業保険が受け取れないという事態も発生しています。

 

民間と同じレベルの転職・再就職のプロは殆ど居ない

上記のような背景にプラスして私個人も感じた事として、ハローワーク職員の資質もブラック企業求人問題の一因として挙げられると考えています。

 

今までに何人もの民間の優秀なプロの方、転職エージェント、ヘッドハンターの方々と接し、有益なアドバイスを受けている私にとって、ハローワークの職員の方は、あくまでも事務的な就職サポートとしか受け止められません。

 

ハローワークは公的な機関ですので事務的な手続きは正確で任せられます。

 

しかし、求人を出している会社の詳細な情報、求人に応募し採用されるための具体的で個別なアドバイスは受けられません

 

会社の現状、歴史、人員構成、ましてや離職者が多いのかどうかなど、ハローワークの職員の方々は把握をしていません。

 

もちろん中には、

  • この会社はブラックの可能性がある
  • この求人は年中常に出ている
  • この求人に応募する人は非常に多い

などとアドバイスをしてくれるハローワーク職員の方もみえるとの事ですが、しかしそういったケースは全ての求人応募のケースには該当はしません。

 

ハローワークにはハローワークのメリットは多くあります、しかし同時に受けられる支援の限界と、それに伴うリスクも理解しておくべきです。

 

民間の転職支援サービスサイト、エージェントとの併用を強くお勧めします。

 

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