中高年の転職・再就職 - 自己都合と異なり会社都合退社で受けられる様々な優遇措置

会社都合退社で受けられる様々な優遇措置

リストラなどで会社から解雇された場合の退職理由は会社都合となりますが、会社都合での失業は個人の意志で退職する自己都合とは異なり、失業保険の支給、国民健康保険料と国民年金保険料の支払について、有利な優遇措置が受けられます。

会社都合での失業は自己都合と異なり様々な優遇措置がある

リストラで失業し無職となった中高年の場合、年齢がネックとなって、なかなかと再就職がスムーズに決まらない場合が多々あります。

 

私も経験していますので失意状態である事は良く分かりますが、給料という収入が途絶えてしまうのですから、お金に関する事はシッカリと行うべきです。

 

会社都合の場合は救済措置が色々とある

 

様々な優遇措置

様々な優遇措置

会社を辞めるという事態には2種類あります。

 

1つは自分の意志で会社を辞めるという自己都合の辞職、もう1つはリストラなど会社の都合で解雇となる会社都合の辞職です。

 

この失業の原因である、自己都合と会社都合では非常に大きな差があります。

 

会社都合での退職の場合、以下に関して優遇処置が受けられます。


  • 失業保険がすぐ受け取れ給付期間も長くなる

  • 国民健康保険の保険料が安くなる

  • 国民年金保険料の特例免除が適応される

上記の金銭的なメリットを受けられますが、それぞれ申請が必要ですので、会社都合での退職の場合は必ず各手続を行うようにしましょう。

 

それぞれの申請方法や手続きに関しては、ハローワークで詳細な説明が受けられます。

 

必ずハローワークで職員に確認をし、漏れのない手続きを行うようにして下さい。

 

離職票の離職区分を必ずチェックする

 

私の知人で会社都合の解雇でしたが、「アトで良い再就職先を紹介するから自己都合での退職にして欲しい」と話しを持ちかけられた人がいます。

 

しかし、そのような口約束が実際に果たされるかどうかなど、はなはだ疑問です。

 

そもそも、会社都合での一方的な解雇を、事実と違う自己都合にして欲しいと依頼する会社など、全く信用出来ない会社です。

 

失業保険がすぐに手に入る、失業保険の支給期間も長くなる、更に国民健康保険保険料が安くなり、国民年金保険料が免除されるというメリットは、無職、無収入の状態の中高年にとって非常に大きなメリットがあります。

 

解雇された際に受け取る「離職票」の、「離職区分」の欄に、会社都合となっているか必ず確認するようにしましょう。

 

この欄が会社都合となっていないと、上記の優遇措置は基本的に全て受けられなくなりますので、くれぐれも注意して下さい。

 

こちらの「退職理由の会社都合と自己都合の最終認定はハローワークで」でもお伝えしているように、ハローワークでの失業認定の際、シッカリと確認するようにしましょう。

 

再就職活動にも影響が

 

大手企業でもリストラ解雇が珍しい事ではなくなった近年、会社都合で退社となった事態に対する理解度は一般的となっています。

 

本人の人材評価ではなく、単に会社の経営悪化のために解雇されるという事、つまり解雇された人には何の人材的な問題が無い事を、人事担当者は理解しています。

 

解雇後の再就職活動の中で、求人応募で提出する履歴書に「会社都合での退社」と書かれていれば、再就職先候補の採用担当者には「止むを得ない失業」と見なされます。

 

つまり会社都合の退職は、再就職活動で転職回数とカウントされない、不利にならないというメリットがあるのです。

 

リストラなどでの会社都合で失業した場合、「離職票」に「会社都合」と明記してあるかどうか、最も優先して確認をするようにしましょう。

 

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