突然に転職先10社目の日本本社への転勤を命じられる

密告での中傷が原因と想像される私への日本本社への転勤命令

ある日突然、自称業界のベテランと称する中国人が、今後社長の代理として広州工場を管轄すると登場した。全く日本語が分からない彼が、どうやって日本人顧客のニーズを吸い上げるのかと感じたが、背景には社長一家のアメリカ移住があった。

 

 

社長代理マネージャーの登場

社長代理の登場と社長のアメリカ移住

社長代理の登場と
社長のアメリカ移住

キャリアを一応持ち戦力となる中堅のエンジニアや経験を有した現場監督者と作業員が、ドンドンと元副総経理が興した新しい会社に移動し、肩書きだけのマネージャーを含め、全従業員が素人集団を通りた越し烏合の衆となった、この外資系企業…

 

さらにそこに自称ベテランのマネージャーが新規参入し、会社組織をグチャグチャにし始めた。

 

権限は、ほぼ社長と同様で、会社を改善すると言いながら我々日本人から見れば、訳の分からない事を改善と称して行う「坊や」にしか見えなかった。

 

社長代理として、今後も継続的に広州工場に月に2日ほど出張し、「改善」を指導する、とのことだった。

 

月に数日の「出張」で、何が分かるのやら…

 

ましてやこの広州工場のメインの顧客は100%近くが日系企業でビジネスの相手は日本人だ。

 

全く日本語が分からないマネージャーが、どうやって中国語を話さない日本人顧客のニーズを吸い上げるのか…

 

社長一家はアメリカに移住

その突然の社長代理マネージャー登場の背景には、この外資系企業の社長一家のアメリカ移住があった。

 

真偽は分からない、しかし中国人従業員の間では、こんな噂が出ていた。

 

「社長は既に莫大な財産を築いた。それを持ってアメリカに移住するのだ…」

 

事実、この外資系企業は、この2年半後に事業停止、翌年倒産、社長は行方不明となる。。

 

私は社長の財産にも、アメリカ移住にも全く関心は無かった。

 

しかし中国人の従業員は、そうではなかった。

 

何の実績も経験もキャリアもない自称ベテランのマネージャーが、ある日突然会社に来て、自分は社長代理だ、これからは収益改善を第一に優先しリストラもする、と言うのだから歓迎される筈も無い。

 

従業員の流出が加速する羽目となった。

 

ドンドンと、良からぬ方向に舵が切られている、そう感じた。

 

社長への直訴が禍根に

日本本社への転勤命令

日本本社への転勤命令

2013年6月、突然に私に対し日本の本社への転勤が言い渡された。

 

青天の霹靂とは、この事だ。

 

例に依って、社長からの指示であるが、私には直接に言ってきたものでは無い、人を介しての辞令だった。自分で伝える事が出来ない小心者なのだ。

 

日本人エンジニアのHMさんが、「何故突然に!?」と聞くが、私自身、全く身に覚えは無い。

 

しかし私の言動、態度が社長の気に障った事は間違いが無い。

 

それまでに私は、クビを覚悟で何度も社長に直訴をしている。

 

互いに言葉を荒げて議論した事もある。

 

先ず、それが原因と考えられる。

 

小さい人は、その場では分かったふりをしても根に持つという事は良くある事だ。

 

密告に依る中傷

それにプラスして、この外資系企業の密告制度がある。

 

古参の日本人スタッフがいつも言う、「元中国人の社長は中国人の言うことを信用する」というアドバイス。

 

私が今までに行った様々な改善提案を、煙たく感じていた中国人も居た。

 

事実、先に辞職したFJさんも、いわれなき中傷で一度社長にクビを言い渡されている。

 

私も、この会社の元副総経理が新しく興した会社、そこの幹部と食事をした、その会社に転職しないかと誘いを受けていると中傷されていた。

 

確かに以前、とある行きつけの日本食居酒屋で、その幹部とバッタリ顔を合わせ、二言三言、「元気でやってますか?」程度の立ち話をしたのは事実だ。

 

しかし、ものの1分程度の立ち話、転職の誘いなど、全くの作り話だ。

 

社長は、その会社幹部と私が「一緒に食事をした時の写真がある!」などとも私に言い放った。

 

当然、誰かの事実無根の密告であるが、社長に何らかの間違ったイメージを与える効果はあっただろう。

 

今までの社長との直接の衝突、そして中国人に依る中傷…

 

この2つだと判断した。

 

転職10社目となる、この外資系企業を辞める事を考えた。

 

早々に日本本社の総務にメールをしたが総務には全く知らされておらず、すぐに社長に確認を取ると返事をしてきた。

 

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