鮮烈に覚えている転職先での信託銀行の常務取材の想い出

酒の力を借り腹をくくり信託銀行の常務からコメントを取った想い出

転職先ではK・T氏の世話になり2年目以降、徐々にではあるが任される媒体の量も増えていった。

 

その分、きつさも増した。

 

幾多の思い出があるが、鮮烈に覚えているのが、ある信託銀行の常務の取材である。

 

 

アポイントが取れない信託銀行の常務

転職先での想い出

転職先での想い出

朝一番に、こう命じられた。

 

「今日中に、C信託銀行のD常務から○○に関するコメントを取ってきてくれ。

 

俺の名前を出してアポイントを取ってもいいから。

 

D常務のコメントが入らないと、画竜点睛に欠く、というわけだから」。

 

早速、電話をとった。

 

が秘書室の返事は、「今日の午前中に大阪より戻りますが、午後は外出の用事が入っておりお時間をお取りするのは難しい現状です」。

 

K・T氏にそのままを伝えた。

 

返ってきたのは、

 

「向うに都合があるのと同じ、こっちにもこっちの都合がある。

 

やり方は任せる。

 

結果を持ち帰れ」だった。

 

万事休すで腹をくくる

とにかく、事務所を飛び出した。

 

C信託銀行に行って、K・T氏の名前をだし秘書室長と顔を合わせた。

 

が遣り取りは電話と同じ。

 

いやもっと厳しくなっていた。

 

「大阪からお戻りになった時、10分の立ち話で結構ですから」と提案すると、「戻りますが、予定変更で東京駅からまっすぐ外出先に向かうことになりました。

 

社に戻ってくる時間が計れないのです」とのこと。

 

万事休した、と思い一度はC信託銀行を後にした。

 

が手ぶらでは帰れない。

 

意を決した。

 

「酒の力を借りよう」とである。

 

店が開くのを待ち、東京・有楽町のガード下に当時あった、

 

チャンポン店に飛び込んだ。

 

皿うどんを注文、これを昼食兼酒肴にビールをあおったのである。

 

なかなか酔わない。

 

がさすがに5本を過ぎて、気が大きくなり初め7本で「よし、秘書室に座り込んで待とう」と、腹がくくれた。

 

結果、D常務が戻ったのが4時半過ぎ。

 

コメントが取れた。

 

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