「元・巨人 エリート集団巨人からのリストラ」大森剛氏の章を読んで

エリート集団の中の一握りのエリートとエリート集団からのリストラ

かつて巨人・大鵬・玉子焼きと言われ、プロ野球界で一番人気があり、トップブランドである巨人軍。

 

巨人戦ともなれば、他球団はライバル心むき出しに、エース級をぶつけてくる。

 

 

エリート集団のエリート

エリート集団の巨人軍

エリート集団の巨人軍

ファンも多いが同じ数くらいのアンチ巨人も存在するため、勝っても負けてもプロ野球界の話題の中心にいる巨人軍。

 

2013年5月5日、東京ドームで長嶋茂雄氏と松井秀喜氏の国民栄誉賞授与式が、華々しく行われた。

 

それと同時にメジャーリーグの球団に移籍したが、巨人時代の功績もあり松井の引退セレモニーも行われた。

 

松井、現監督の原辰徳氏の現役時代は、彼ら巨人軍のスーパースターの選手には、東京ドームで満員のファンの前で引退試合が行われた。

 

しかし彼らのように華々しくファンに最後の挨拶をできるのは、巨人軍といえどもほんの一握りの選手だけである。

 

エリート集団からのリストラ

多くの選手は、戦力外通告を受けて、引退試合も行われないまま引退したり、他球団や海外の球団に活躍の場を求めて移籍して、巨人ファンも気づかないうちに現役を引退していたというのが大半である。

 

そのような選手達に焦点を当てて取材して、1冊にまとめたのが「元・巨人」。

 

本のサブタイトルには「エリート集団 巨人からのリストラ」ともある。

 

アメリカのメジャーリーグは選手は個人事業主で、その能力を球団と契約して提供しているので当然売り買いの対象になると割り切っているのが選手でありまたファンでもある。

 

自由契約・トレード・リストラはピンチかチャンスか

 

プロ野球の世界での自由契約やトレードは一般企業で働くビジネスマンに対する理不尽な配置転換、リストラを通告された時などと大差がない。

 

プロ野球での自由契約、トレード、つまりリストラをピンチと受け取るかチャンスとするか…?

 

どちらも雇用される側にとって、ピンチと受け取るかチャンスとするか、受け止め方は十人十色だ。

 

理屈の上では同じなのだが、日本の場合だとそうはいかない。

 

ファンの多くはそのサラリーマン、ないしはその家族なので終身雇用が一般的な考えとなっている。

 

自由契約・トレードという言葉

自由契約とトレード

自由契約とトレード

「自由契約」「トレード」という言葉に、リストラ、懲罰人事というネガティブなイメージがつきまとってしまう。

 

特に巨人軍となると元・巨人の選手に対して、アンチ巨人と言われる層が中心になって同情論が集まりやすく、「巨人を見返せ!」「選手を捨てる球団!」などと言われる。

 

実際にこの本に出てくる選手達は、屈辱感から闘争心に変え、巨人に挑んできた選手もいるし、新天地でのチャンスととらえ前向きになった選手、トレード通告に動揺し、すぐに結論が出せなかった選手など、反応は様々である。

 

このように「そのとき」の受け止め方は十人十色

 

ピンチと受け取るかチャンスと受け取るか

この辺りは会社で働くビジネスマンが出向、理不尽な配置転換、リストラを通告された時などの反応と大差がない。

 

「その後の」彼らの生き方には、逆風の時代を生きるヒントになることもあるかもしれない。

 

そんな中の一人の選手、大森剛氏の話は現状に不満を抱いてるビジネスマンに共感できる部分が多いと思うので、同様な境遇のビジネスマン、そして転職を考えるビジネスマンのものの考え方の参考になる思い、ここに紹介する。

 

大森剛氏は慶応大学時代、東京6大学野球で3冠王を獲得、1990年ドラフト1位で巨人に入団する。

 

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