アメリカでのトラブル対応のため渡米し転職先の認識の甘さを悟る

アメリカでのトラブル対応で急遽渡米し責任者として赴任

私の転職10社目の外資系企業、中国の広州での滞在が3か月を過ぎる前に、滞在ビザの期限の関係で日本に一時帰国した。

 

日本で中国でのワーキングビザを取得し再度、広州に出直す予定であった。

 

 

急遽アメリカに

50代 アメリカに赴任

50代
アメリカに赴任

しかし日本に帰国し、まさに中国領事館でワーキングビザを取得したその日、本社の総務から電話があった。

 

「緊急で申し訳ないですが、出来るだけ早くアメリカに渡って頂けませんか?」

 

内容は、アメリカに赴任していた会社の日本人マネージャーがビザの更新で一時帰国しているが、アメリカ領事館から連絡が入り、ビザ発行が予定より遅れる、と。

 

現在、アメリカのミシシッピー州のN社の工場で、会社が納入した色々な装置がトラブルを起こしており、そのマネージメントをして欲しい。

 

出張期間は、長くて1か月だろう、という内容であった。

 

アメリカならば特に問題は無いので、即座にOKと返事をし、フライトが取れたら連絡を貰うようにした。

 

総勢4人でトラブル対応

ただ広州で会社の、品質を含めた能力の実態を理解した私としては、かなり重大なトラブルを顧客の工場で起こしていると想像した。

 

増してや会社のアメリカ事務所は、アメリカ人エンジニアが2人しか居ないのだ。

 

そこに通常は、英語が話せない、しかもアメリカでクルマの運転をした事の無い日本人エンジニアが一人という顔ぶれ。

 

トラブルが問題化して、急遽、日本人の電気担当エンジニアが1名派遣されているという事。

 

唯一の駐在日本人エンジニアは、今ビザ取得で日本に帰国しているので、私が渡米し、日本人2名、アメリカ人2名、総勢4人で、日本でNo,.2の自動車メーカーN社のミシシッピー州カントン工場に納入した装置のトラブル、不具合改修を行うのだ。

 

これはきっと大変な仕事になるだろうと予想したが、予想通りであった。

 

長くて1カ月と言われたが、結局、3か月のアメリカ滞在となった。

 

アメリカの現場を確認し転職先本社の認識の甘さを悟る

アメリカで日本本社の認識の甘さを悟る

アメリカで日本本社の
認識の甘さを悟る

率直に言って、アメリカ自体は大好きな国である。渡米自体は楽しみでもある。

 

しかし流石に超ケチな会社だけあって、アメリカへは中国に一度戻り、広州からアメリカに飛んだ方が航空運賃が安いので、広州に戻って渡米してくれと依頼を受ける。

 

サラリーマンだから仕方ない… しかし、どこまでケチな会社なんだ…

 

渡米をした私は、顧客の工場で会社が引き起こしているトラブルの重大さを嫌と言うほど知らされた。

 

日本本社の長くて1カ月という発言で、如何に現状を把握していないかが理解出来た。

 

広州に戻り翌日、アメリカへ向かう。

 

しかし結果的には、この中国に一時入国した事で、私のワーキングビザが無効となってしまった。

 

アメリカに行き、1か月後に中国時戻れば問題は無かったが、結局1か月では戻れず、結局、せっかく取得した中国のワーキングビザは無効となってしまった。

 

ちなみにこの件に関しても、ビザ取得費用が無駄になった事が社長の逆鱗に触れ、中国からアメリカに渡るように指示し航空券も手配した会社の総務ではなく、この私に対して、

 

ビザが無効となった全責任は貴殿にある。それに掛かった会社費用を、どう個人で負担するか考えておいて下さい。」と、意味不明のメールを後日受信した。

 

ああ、またあのケチが短気を起こしてる… あまり気にしない事にした。

 

長くて1か月の滞在

多分、最安値のルートを選んでチケットを購入しているのであろう、広州→ロス→バーミンガムとトランジットしカントンに到着する。

 

早々に顧客の工場で会社が納入した装置を見て、驚きはしなかったが、これほど大きな、そして数多くの不具合を出しならが、よくも「長くて1か月」と言えたもんだと感じた。

 

この会社の従業員は、どれだけ会社の仕事内容を理解しているんだろう?と、素朴に疑問を抱いた。

 

「長くて1か月と言われ来た」とアメリカ人エンジニア、日本人の電気エンジニアに告げると、「信じられない…」と絶句していた。

 

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