転職先外資系企業の本社で業務内容とブラック要素を確認

赴任先を決める前に転職先の日本本社にて1週間の研修

私を10社目の外資系企業に誘った、かつては私の顧客であったブラジル人とメールし合い、そしてスカイプで何度も連絡をとりあった。

 

彼としては私に上海工場に赴任して欲しい、との事であった。

 

 

上海か広州か

赴任先決定前の本社での研修

赴任先決定前の
本社での研修

彼の部下となり、この業界でのベテランのセールスエンジニアとして共に上海で中国人の指導をして欲しい、それが彼の要望であった。

 

社長は、その役員であるブラジル人の考えも尊重しながら、しかし現在手薄となっている広州工場に赴任して欲しいとの考えを持っていた。

 

私は上海には数えきれないほど出張もし、また8か月連続して滞在した経験もあるので、出来れば勝手知ったる土地、そしてベテランのエンジニアでもあるブラジル人と共に仕事が出来る上海への赴任を望んだ。

 

最終的には、まず神奈川県の日本本社で1週間研修し、その後、上海か広州の、どちらかに単身赴任をするということでスタートしよう、という事となった。

 

会社より指定された日に、神奈川の本社に向かった。

 

本社にて

転職10社目の外資系企業の日本本社では、先ず最終的な就職に関する確認を総務課長と行い、その後、営業のオフィースに向かった。

 

オフィースにいる常務とは既に電話、メールで連絡を取り合っていたので、いたってスムーズに溶け込んでのスタートだった。

 

私は常務とは初対面であったが、常務は業界の人間として以前より私の事を知っていたとの事であった。

 

ただ私としては日本の本社で具体的な実務を行うわけではないので、いわば見学のようなスタンスで1週間を過ごす事となる。

 

この私にとって転職10社目となる外資系企業の営業は、どのように仕事を進めているのか、どういうスタッフが、どういう技量や経験を持っているのか、顧客に対して、どういう対応をするのか、工場に指示を与えるのか、それらを観察するつもりだった。

 

転職前の予想を遥かに超えたブラック要素ばかりの外資系企業

1週間の研修の為に日本本社を訪れた私は、転職10社目となる外資系企業が予想を遥かに上回る酷さで、能力も経験も無い会社である事を知り愕然とした。

 

評価出来る点が皆無の会社としてこれ以上は無いブラック中のブラック企業であった。

 

営業と設計を合わせてたった数人の所帯

想像以上に酷い会社のレベル

想像以上に酷い
会社のレベル

転職10社目となる外資系企業の日本本社で1週間、見学をして分かったことは、想像以上に酷い内容の会社であるという事だ。

 

常務こそベテランのセールスエンジニアであったが、その下で働く営業マンは全て中途採用で、しかし業界未経験素人ばかり、しかも人数がたったの2人…

 

営業は総勢3人。また設計者の人数も何と3人… メカ設計者が2名、電機のエンジニアは何と1名…

 

会社規模、ビジネス規模、年商から考えて信じられない少なさだ。

 

私が知っている小規模の外注さんでも、もう少し頭数は居る。

 

この業界は生産設備を設計製作し自動車製造会社に販売をしているのだ。

 

停まることが許されない生産設備を納入し、またメンテナンスもしないとならない技術集団であるべき会社なのだ。

 

これだけの人数で、回せるわけが無い、率直にそう感じたし、事実回っていなかった。

 

なるほど、顧客にとって先ずブラックだ。

 

ブラック中のブラック企業

クレーム処理で訴訟が起こされている事、この業界であれば1年生でも知っているツールが分からず手配漏れを起こしている事、既に数社から取引停止となっている事などを、この数週間前に前の会社を辞めて2週間前に、この外資系企業に転職した営業マンから聞かされた。

 

給料も毎月遅延しており、ボーナスは一度も貰っていない従業員ばかりとの事であった。

 

「選りにもよって何でこんなブラック企業に転職したんですか?」と聞かれる始末であった。

 

間違いなくブラックの中でも真っ黒なブラック企業だ。

 

この内容を知ったら、誰もこの会社に設備の発注などしないだろう。

 

後悔はした、間違いなく、これはとんでもないトコロに入った、と後悔はした。

 

金に目がくらんで、そう言われることなど最初から承知しての転職、再就職だ。

 

もう道は残されていない、このまま進むしかないのだ。

 

前のページ

次のページ

facebook はてなブックマーク

 
スポンサードリンク