外資系企業の社長との転職後の待遇や条件の交渉と9社目の辞職

自身のビジネス準備も含めラストチャンスとして転職を決意

私は心配させたくなかったので敢えて家内に言わなかったのだが、この時点で勤務している転職・再就職9社目の会社の将来性、社長の考え、私の社内のポジションなど、現実を総合的に判断すれば安心など決して出来ない環境なのだ。

 

 

後悔することを恐れる

社長と転職後の待遇のすり合わせ

社長と転職後の
待遇のすり合わせ

今はラクでも数年後、同じ状況が続いているとは決して思えないのが現実なのだ。

 

泥船とは言わないが決して大船では無い、それが実情だ。

 

問題点を色々と抱えた外資系企業、それを知る業界の知人が口を揃えて転職を反対するブラック企業、しかし今、こうして年俸1,000万円という転職条件が提示された事を前向きに考えないと、きっと後悔すると感じた。

 

この転職が、ラストチャンスであると…

 

もう1つ、やはり家内には打ち明けていない事があった。

 

それは単身赴任で得られる自由な時間をフルに活用し、会社勤めをしなくとも、もう転職や再就職をしなくとも、収入を得られる自身のビジネスの準備をするという考えだ。

 

その外資系企業社長とのメールの遣り取りが続き入社する条件が、ほぼ整った。

 

大企業以上の条件提示

家内も「それだけ良い条件で、また貴方が遣りたいというなら、もう反対はしない。 大企業で、単身赴任を命じられたと思えば、どこにでもある話だし…」と、一応は納得してくれた。

 

後は自分の心構えだけだ。

 

転職し、本当に家内と家族と離れて単身赴任でやっていけるのか…?

 

ブラック企業という会社の評判を覆す改善が出来るのだろうか…?

 

かつてワンマンであったという社長を尊敬出来るだろうか…?

 

そして脱サラに向けての準備は出来るだろうか…?

 

それらは全て私の受け止め方、対処の仕方、それで決まってくる。

 

外的要因というよりも、内的要因と言うべき事項である。

 

「自分にだけは決して負けない」

 

この気持ちを持ち続ける事が出来れば必ず克服する事が出来る。

 

増してや私は、もう54歳で、じき50代後半の中高年と成る。

 

60歳まで後6年だ。

 

やってみよう、そしてやり遂げてみよう、そう転職を決心した。

 

家内へのケアも忘れずに、何故なら、私には掛け替えの無い存在なのだから…

 

励ましを受け再就職先9社目を円満退社

後年共に国内営業をしたエンジニア

後年共に国内営業を
したエンジニア

外資系企業に転職を決めた私は再就職9社目に正式に辞表を伝え、また私と同じように転職10社目の外資系企業から転職オファーを受けている会社の同僚エンジニアを紹介してくれ、外資系企業に関する情報提供してくれた先輩にお礼を伝えた。

 

先輩であるNさんからの紹介で再就職した9社目に辞意を伝える際も社長は中国に滞在しており、会社には不在であった。

 

なのでNo,2である人物に辞意を伝えた。

 

彼は少々驚いていたが、この会社では新規の顧客開拓は出来ない事、また私の仕事自体が事務主体となり遣り甲斐を感じない事、更には転職を請われた経緯、背景、会社の内容などを説明したところ、「そういった状況では、もう留める事は出来ませんね… きっとその会社であれば、昔取った杵柄ではありませんが、ご活躍出来るでしょう、応援します!」と言って貰えた。

 

No,2より私の辞意を知らされた社長からも国際電話がかかり、「貴方の能力はこの小さな会社よりも、ある程度の規模を持った会社で発揮されると思う。新天地で頑張って頂きたい。」と激励を受けた。

 

ただ、この「規模の大きい会社で能力が活きる」という指摘は、今になっても真意は不明だが…

 

私と同じ転職オファーを受けたエンジニアを紹介してくれた先輩

その後、この再就職先9社目を紹介してくれたNさんともお会いし、今回の転職の話を告げた。

 

実は私の転職先10社目となる外資系企業は、私に転職オファーをする前から、このNさんが勤める会社のエンジニアKNという方に転職オファーをしていて、その事実をNさんは知っていたため、私にKNさんのメールアドレスを紹介してくれていたのだ。

 

もちろんKNさんも、まだその外資系企業に転職をしていないので、詳しい状況はご存じなかったが、しかしその外資系企業の社長のキャラクターなどの情報を提示してくれた。

 

ちなみにこのKNさんも、この外資系企業に転職し日本本社勤務となり、後日、転勤した私と本社で面会し、共に国内営業をする事となる。

 

Nさんに最終の報告をし、同僚であるKNさんを紹介してくれたお礼を言った。

 

こうして私は9社目を円満に退社し、10社目への出勤初日を迎えた。

 

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