再就職先9社目の職場環境と絶対服従の典型的ワンマン社長

どんな仔細な事でも社長の了解が必要なワンマン経営の再就職先

私の50代での再就職・転職先9社目となる会社のメンバーは、とても気さくな人ばかりで、すぐに打ち解けることが出来た。

 

その業界での初心者となる私に技術的なイロハも教えて貰い、また自分でも専門書を自宅に持ち帰り勉強した。

 

 

意外とすぐに馴染めた新しい分野

再就職先の職場環境とワンマン社長

再就職先の職場環境と
ワンマン社長

私の職務経歴と完全に違う分野でも無いので、それらの習得に、さほど時間は掛らなかった。

 

また例え不具合などが発生しても、私が経験している大量生産の分野でなく、試作分野なので、ある面での緊張感の無さも感じた。

 

予想はしていたが案の定、かなりのワンマンな社長である事が確認出来た。

 

会社の主要メンバーが前に勤務していた会社の上司であった社長、つまり会社の主要メンバーは昔も今の社長の部下であった。

 

顧客に出す見積金額は、どんな小さな案件、たとえ数十万円でも社長の承認が絶対必要で、何もかも社長のOKが無いと話が進まない会社であった。

 

駐車場に停めるクルマの位置まで社長の了解が必要というありさまだった。

 

予想通りのワンマン社長

その意味と意義は、いまだに不明であるが、朝、会社に行くと、2台ある社用車をシャッターのあるガレージから会社の建物前の駐車上に移動させる。

 

私が、「数メートルしかクルマを動かさないと、却ってクルマ、特に燃焼系に良くないですよ。 1日置きくらいにしたらどうですか?そもそも、どうしてクルマを毎日移動させるんですか?」

 

と会社のNo.2に聞いてみたが、

 

「理由や目的は知りません…  きっとクルマを出しておけば営業しているというアピールになるからでは、と思います。

 

ただ、いずれにしても社長が決めた事ですから… 変更は出来ません… 社長は、絶対なんです。」

 

万事全てが、この調子で9社目の再就職先の社長の命令と指示には絶対服従という会社であった。

 

これは、ある程度、覚悟をしないとならないな、と感じた。

 

社長の命令と指示には絶対服従の再就職先の従業員

数多くのワンマン社長を見ている私であるが、この転職9社目の社長のワンマンさには少し驚くものがあった。

 

そんな社長から私が受けた指示は中国での新規顧客開拓であった。

 

こうして私は営業のため、最初の中国出張に出掛けた。

 

驚くべきワンマンさ

絶対服従の社長命令

絶対服従の社長命令

特に驚かされたのは、中国の出張から帰国した社長の出張精算の全てを会社のNo.2が行う事で社長は何もしない…

 

社長から渡されたホテルの領収書などをNo.2が受け取り、せっせとパソコンで出張精算書を作成している。

 

また中国に居る社長が、日本に居る一番若いスタッフに、いついつ帰国するので、それまでに社長の自宅に行ってクルマを洗って奇麗にしておいてくれ、と命令もしている。

 

ワンマンも、かなりの度を越した幼稚なワンマンと感じた。

 

また社長は会社とは資本関係も何も無い、とある会社を中国に設立する事に熱心で、その業務に時間の殆どを費やし、また年の内、数日しか日本に居ない事も判明した。

 

かなり変わった、そして偏った会社という印象を受けた。

 

そんな社長から私は、「当面、中国での営業、拡販を行って欲しい。 場合に依っては年の半分は中国に居て貰う事となると思う。」と言われるが後年、この「年の半分は中国」という事が実現不可能となる。

 

最初の中国出張

この再就職先9社目に入社し日本国内の顧客を回り、私の担当業務も決まり、また転職後最初の中国出張も決まった。

 

新しい顧客の開拓… 非常に遣り甲斐を感じたし暴れてみせるぞと意気込んでいた。

 

少しでも中国での情報を多く得る為に、転職4社目で海外営業をしていた際、長年ともに仕事をした日本の大手総合商社の上海事務所に勤務していた旧知の中国人にもコンタクトした。

 

彼と、最初の中国出張で合流するように、全て自分でアレンジし中国に出掛けた。

 

私としては、入社時に社長に言われた、「自由に行動して欲しい」という意向に沿った行動のつもりだった。

 

しかし、これが最初の再就職9社目の社長の逆鱗に触れた。

 

最初の中国出張に出掛ける前に、詳細な出張計画書を提出する事が求められた。

 

何時のフライトで何処に行き、何処のホテルに泊まり、どういう会社を訪問するのか… それを提出してから出かけろ、という社長の意向、また会社のルールであったのだ。

 

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