ライバル失格の情報と得られなかった会社代表からの採用の回答

2度目の面接を終えても採用を決定しない会社代表

現在、この会社が抱えている問題をブレイクスルーする営業戦略は私のアタマの中に出来上がっている、しかしそれを私が披露するのは従業員でも無い立場では如何なものだろうか…

 

その事を、その思いを転職8社目となる外資系企業の代表HNさんに素直に伝えてみた。

 

「貴方の思い、そして立場は理解出来ます。 しかし私としても、どうしても貴方が欲しいと考えています。 ですから最後にもう一回だけ、お願い出来ないでしょうか…?

 

フランスとの時差で夕方の4時くらいにスタートになるかなと考えますが…」

 

 

ライバル候補の事を聞いてみる

失格していた転職のライバル

失格していた転職のライバル

「実は… 人材紹介会社のKさんから、もう一人私よりも若い求人応募者、採用候補が残っていると聞き及んでいますが…」

 

「えっ? ああ、あの人なら、去年の時点でお断りしました、あくまでも採用候補は貴方一人です。」

 

どこでどう最新の情報が伝わらなかったのか、そんな事はどうでも良いが、私が影のように心配していた私よりも若い候補は既に失格だったのだ。

 

その方には申し訳ないが、素直に自分にとって良い情報は嬉しかった。

 

今回の2回目の外国人マネージャー相手の面接も、もう一度と頼まれた3回目も私一人に対する、いわばオファーだったのだ。

 

ここで私は、もう一歩踏み込んでみようと考えた。

 

当社を選ぶべきという会社代表

私に、もたらされている、もう1つの求人オファー、つまり建築構造物の名古屋営業所所長というオファーを受けていること、その件を正直に素直に会社代表のHNさんに伝えた。

 

そのオファーの内容、仕事の内容、条件なども包み隠さず伝えた。

 

それを聞いたHNさん、どうという事も無いという表情で、

 

「最終的に決めるのは自由でしょうが、でもそちらよりも私どもの仕事の方が貴方に合ってますよ

 

そちらは止めた方が良いですよ。 こちらにすべきですね。 ちなみに我社の財務は、いったて健全で前年度の税引き収入は…」

 

喉から出そうになった、そこまで言われるなら、何故、キッパリと今、「正式採用します」と言ってくれないのか!?

 

しかし立場とか、外資系企業ならではの兄弟会社の役員との関係も、きっと有るのだろう、HNさんを責めても事態が好転するとも思えない。

 

最期まで採用の明確な回答は得られなかった会社代表との面談

 

8社目の転職先候補の外資系企業の面接終了し、3回目の面接を了承した私は会社代表と打ち解けた会話を交わし、その中で大阪勤務も変更となる可能性がある事を知らされる。3時間に及ぶ面接を終え、会社代表に建物の外まで見送られた。

 

転職先8社目となる予定の外資系企業の代表より、3度目の面接に対応するように依頼を受けた私は、「分かりました、では正確な日時が決まったら連絡をお願いします。

 

夕方4時なら、何なら一泊しても良いですから、また大阪に来ます。」と返事をした。

 

大阪か名古屋か

50代 3回の外資系企業での面接と直訴

50代 3回の外資系
企業での面接と直訴

「では宜しくお願いします。 ちなみに我々の新しい戦略では顧客とすべきターゲットを絞り込んでいます。 ですから貴方の勤務地は大阪では無くむしろ名古屋の方がメリットがあるかもと検討していますので、それもまた決まったらご相談させて頂きます。」

 

「名古屋ですか… 大阪での単身赴任という生活にも、ちょっとだけ憧れていたのですが…」

 

「そりゃあもう大阪は良い街ですよ! 今度、呑みに行きましょう!」

 

「はい是非お願いします、楽しいお酒になりそうです。」

 

「前回も3時間半の面接、今回も3時間… いやはや貴方と話をしていると実に時間の流れが速いですよ。

 

明日も技術者の面接が有りますが、あくまでも面接時間は1時間以内と決めているのに…」

 

3時間に及ぶ面接を終え社長室から出ると、また以前と同じように会社代表は建物の外まで見送ってくれる。

 

家内との旅行の件を話す

歩きながら私は会社代表に、「今回の転職で家内には苦労をかけました、なのでこちらの正式採用が決まったら旅行に出かけようと考えています。」

 

「ほう… いいですねぇ… ヨーロッパなど、いいのでは?」

 

「冬のヨーロッパは、ちょっと厳しいですよね… いずれにしても、予約をキャンセル、そんな事態には成りませんよね!?」

 

会社代表は笑っていたが建物の外に出るドアーが開く音で私の、その最後の質問に、どう答えられたのか、はっきりと聞くことは出来なかった。

 

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