中高年の転職・再就職 - 40代 - 意味不明な社長命とアメリカ進出失敗の理不尽な怒り

意味不明な社長命令とアメリカ進出失敗の理不尽な社長の怒り

クビ覚悟で秘書業務が出来ない事を告げた私に社長は、復職を告げ秀吉の弟の秀長に成れと命じた。その主旨の本当の意味は不明であるが、その後私はプロジェクトのサポートマネージャー業務に就く事と成り、第一線に返り咲くことは無かった。

海外プロジェクトを補佐するサポートマネージャーとして復帰

社長の居る自社ビルに着き、すぐに社長に、お話がありますと言い、自分の意見、希望を社長に伝えた、

 

「申し訳ありません。 命令された業務ですが、残念ながら私には出来ません。 覚悟は出来ています。

 

しかし出来ることであれば、以前と同じ職務に戻りたいと考えています。 最前線で営業の仕事をしたいと考えています。」

 

復職を命じられる

 

意味不明な社長命令

意味不明な社長命令

しばらく社長は腕を組んだまま無言だったが、

 

「分かった。 今からすぐに本社に戻れ

 

君は確か、歴史が好きだったな。 じゃあ、秀吉の弟の秀長は知ってるな。

 

秀長が居なければ、秀吉は天下取りは到底出来なかった。 明日から君は秀長に成れ。」

 

そう私に告げると、すぐに社長は席から立ち社長室に閉じこもった。

 

第一線への復帰は成らず

 

この時の社長の心理は、実は未だに私には理解出来ていない。

 

しかし社長の「秀長」発言は、すぐに実行されることとなった。

 

受注金額が数億円程度の中規模の海外案件から、50億円を超える大きなプロジェクトまで、その全てのプロジェクトの、「サポート・マネージャー」を勤めることとなった。

 

サポートをするマネージャー、責任者であるプロジェクトマネージャーでもメインの担当者でもない。

 

しかし、以前の業務に復帰できた私…

 

仕事の面白さ、遣り甲斐は以前と変わらない、むしろ社内メンバーや顧客に、ダイレクトに接することが出来る楽しみが増えたが、しかしタイトルとしては、その後プロジェクトマネージャーとして、1つのプロジェクトのトップに成ることは無かった。

 

あくまでもサブマネージャー、補佐役だ。

 

社長の発言通り、責任者「秀吉」をサポートする、あくまでも「秀長」であり続けた。

 

専任のマネージャーでは無く、複数の海外プロジェクトを同時に兼任し、以前よりも海外に出る回数が増え、それなりに楽しく業務をこなした。

 

しかし、第一線に返り咲くことは2度と無かった

 

社長がアメリカ進出失敗の原因は会社幹部にあると会議で発言

 

会議で私一人が反対し社長から恫喝されたアメリカ進出は、恐れていた通り失敗に終わった。

 

しかし社長は最終決断した自分の責任では無く、アメリカに派遣された責任者、そして反対意見を述べなかった幹部に全責任があると発言をした。

 

ココで余談を1つ。

 

私だけが社長の考えに反対した、会社が設立したデトロイトの現地法人は結果、大幅な赤字を出して失敗、アメリカより撤退となった。

 

アメリカから撤退

 

アメリカ進出失敗と社長の理不尽な怒り

アメリカ進出失敗と
社長の理不尽な怒り

私の勤めていた転職4社目の会社は、アメリカ進出にあたり工場を新設するのではなく中古の工場を現地デトロイトで借りていた。

 

その借主のアメリカ人の工場の持ち主、私の会社がレンタル料金を払わないことから、雇った弁護士より工場のレンタル費用が未払いであるという抗議のレターを送付してきていた。

 

抗議のレターが会社に届き何故か私が、その対応を、させられたりもしたが、月曜の幹部会議で社長が耳を疑う発言をする。

 

「誰もアメリカに派遣したエンジニアNの暴走を止められなかった!」

 

耳を疑う社長の発言

 

私は社長の発言に耳を疑った。

 

ちなみに以前は、社長はエンジニアのNさんを「さん」付けで呼んでいたが、この時は既に「君」も付けられず、「N」と呼び捨てにしていた。

 

社長は、信じられない発言を続ける。

 

「俺は最初からNでは無理だと思っていた。 この会社幹部で、誰もNの暴走を止められなかった。

 

赤字の一部は、Nの給料から差し引く、そう言っておけ。 俺は最初から、アメリカに乗り込んでもダメだと思っていた。

 

しかし一番の問題は、この会社幹部から、そういう意見が出なかった事だ。」

 

どこの経営者でも同じことだが、この会社社長は、お金のこととなると異常ともいえる執着心を見せる。

 

派遣されたエンジニアのNさんは、アメリカで数千万円の赤字を出し、また数百万円の使途不明の経費を計上しており、その金額の大きさ、無意味なことにお金を使った事、損失を出した事が、社長には我慢が出来ない状態であった。

 

無駄になったお金の事で社長の怒りは、またまた頂点に達していたのだ。

 

例によって、この社長の発言に対し、その会議に出席している幹部は誰も何も言わない。

 

私は、体の血が逆流するような感覚を覚えた。

 

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