中高年らしく対応すべき海外で日本人が集まる場と日本の歴史文化の理解

中高年の日本食レストランでの注意点と歴史文化の知識とコミュニティー

海外で働く多くの日本人は、どれだけ日本から離れていても、やはり日本食が食べたくなるようで、やはりその傾向は年配の中高年に強いようです。私も、そうでした。

 

1日3食のうち1食は日本食、せめて週に1度は必ず日本食などと、人に依って頻度は違いますが、日本人と日本食は切っても切れない関係のようです。

 

 

人気のある日本食レストランに集う常連客

顧客もライバル会社もいる日本食レストラン

顧客もライバル会社も
いる日本食レストラン

駐在している日本人の数にも依りますが、しかし美味しい、そして本物の日本食を食べさせてくれる日本食レストランは、どこの国でも、どこの地域でも、ある程度は限定され、世界的に人気となった日本食でも本物の日本食を提供するレストランや居酒屋は、さほど多くありません。

 

ちなみに名前だけは日本食レストランでも、出される料理が、とても本物の日本食とは言えない外国のレストランを私は何度も南米で経験しています。

 

ちなみに現地の人達で日本に行ったことがない人達は、その「なんちゃって以下の日本食」を、本物の味と信じて疑っていませんが…

 

いずれにしても、美味しくてリーズナブルでサービスも良い海外の日本食レストランは人気も集中し、当然、そこに来る現地駐在の日本人も殆どが常連客となります。

 

週末など、海外の人気レストランでは日本人家族で行列ができます。

 

そのレストランには同じ会社の同僚の家族も来れば、顧客も、そしてライバル会社の家族も日本食を楽しみに来ます。

 

周囲から、分別と常識を備えていると見なされる中高年としては、一度でも店で顔を合わせた日本人には挨拶をしないわけにはいきません。

 

しかし、いくら顔見知りであっても、完全なプライベートな時間であっても、迂闊な事や問題となるような事、ましてや勤務する会社の機密事項を、そのような場で発言する事は慎むべきです。

 

食事の時間というものは往々にして気が緩むものですが、口は災いの元、注意をするようにしましょう。

 

話題など気にせずリラックスして食事を楽しみたい、と感じる方もみえるでしょうが、慣れてしまえば自然に食事の際に仕事の話はしなくなるものです。

 

中高年らしい話題の豊富さを発揮しましょう。

 

特に日本からの出張者に注意を

特に注意をしたいのは、日本からの出張者です。出張者が到着し、夜は日本食で一杯、というケースです。

 

現地の暮らしに慣れてきた中高年が、現地に不慣れな出張者をレストランに引率するケースが殆どですが、出張者は現地の事情も詳しくなく、連れて行かれた日本食レストランにライバル会社の従業員や顧客が食事に来ている事など知りません。

 

また出張者は仕事で海外に来ていますので、食事中の話題も、ついつい仕事関係の話となります。

 

さらに出張者が単独で、その日本食レストランに食事に行くというケースもあります。

 

会話が外に漏れない個室であれば大丈夫ですが、そうではない場合は日本食レストランに出張者を案内する際、仕事に関する話を一切しないように現地滞在員としてクギを刺しておくべきです。

 

中高年の人からの指示であれば、素直に聞き入れてくれます。

 

日本の日本の歴史・文化・伝統を再勉強し外国人に英語で紹介

海外で働く際、日本の歴史、文化、伝統、風習などを再度勉強し直し正確に覚えておく事をお勧めします。

 

どこに居ても同じですが、年齢を重ねた中高年は、誰からも「物知り」として受け止められます。それは外国でも同じで、「物知り」には「自国の歴史にも詳しい」が含まれています。

 

また日本という国を海外の人は、「神社仏閣が多く世界に冠たる歴史のある国」と受け止めており、特に「日本の歴史」には興味を抱いています。

 

日本に興味を持つ外国人に英語で日本の歴史、文化、伝統、風習などを説明すると非常に喜ばれ、またインテリジェンスを持つ中高年らしい日本人として認識されます。

 

外国人とのコミュニケーション、交際に於いてとても役に立ちます。

 

日本の歴史・文化・伝統に興味津々な外国人

外国人に喜ばれる日本の説明紹介

外国人に喜ばれる
日本の説明紹介

日本の武将の話、戦の事、また古くからある伝説、昔話など、日本の歴史に興味を持っている外国人にとって非常に面白い話となります。

 

中高年の方なら既に詳しい知識をお持ちでしょうが、歴史に関してのお勧めは、戦国時代で織田信長から始まり豊臣秀吉を経て徳川家康までの一連の流れ、それぞれの武将のエピ―ソードなどで、この3武将には多くの外国人が興味を示し真剣に聞いてくれます。

 

また能や歌舞伎、さらには落語などの伝統文化に興味津々な外国人も多く、非常に喜んで聞いてもらえます。

 

中でも英語で簡単に語る事が出来る、昔話と古典落語がお勧めです。

 

例えば昔話ですと、ツルのおんがえし、桃太郎、かぐやひめ、浦島太郎など、その昔話が持つ日本的な戒めなども含めて説明すれば、日本人のモノの考え方にまで理解を得る事が出来ます。

 

古典落語ですと、まんじゅうこわい、時蕎麦、寿限無などが、さほど難しい話ではなく、また外国人にも通じるユーモアでお勧めです。

 

コミュニケーションツールで使いインテリジェンスを認めて貰う

お正月、節分、ひな祭り、端午の節句、七夕、お盆、七五三、大晦日などの季節の行事、さらに茶道、華道など、日本ならではの風習や伝統文化、そして外国人が接した事の無い日本を紹介しますと、非常に喜ばれます。

 

また、日本食のレシピなども喜ばれます。

 

もう既に詳しい中高年の方、正しい知識をお持ちの方は別として、日本の歴史、文化、伝統は勉強し直すと、知っているつもりでも勘違いをして覚えている、2つの話を混同して覚えている事が意外と多いものです。

 

また外国人も、日本の歴史や文化を間違って理解している場合もあります。

 

ただ、日本の歴史・文化・伝統に出て来る日本語は、時として英語に直訳が出来ない単語もありますので、事前に調べておく方がスマートです。

 

外国人との良好なコミュニケーションの話題として、またインテリジェンスのある中高年の日本人として認識して貰うためにも、日本を再勉強しておく事をお勧めします。

 

仕事面でもキャリアを持つ中高年、プライベートな面でも知的な中高年として必ずリスペクトされます。

 

海外赴任の際は外務省に登録し日本人コミュニティーをチェック

外国は日本と比べ安全ではありません。海外で身の安全を図るために外務省に登録し安全に関する緊急一斉通報や安全情報メールが受信出来るようにしましょう。

 

また日本人コミュニティーに参加し生活に必要な情報提供を受けるのもお勧めです。

 

率直に申し上げて日本は他の外国に比べ、やはり安全な国と言えます。

 

私自身も経験していますが、世界の政治情勢、国家間の外交や紛争、さらにはテロリストの存在などなど、海外で働く際は日本国内と比べ自分の、また家族の身の安全のための危機管理意識を強く持つべきです。

 

外務省に登録し日本人コミュニティーをチェック

海外での安全と生活情報の入手

海外での安全と生活情報の入手

海外に赴任をしたら、先ず外務省に登録をしましょう。登録をしますと、在外公館から緊急一斉通報や最新海外安全情報メールが送られます。

 

緊急一斉連絡メールなどが受信出来ます。

 

外務省海外旅行登録
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

 

私も東南アジアで経験していますが、反日デモなどの予定をメールで詳しく教えてくれますので、当日はデモが予定されている場所には近づかないという安全対策、予防が可能となります。

 

余談ですが世界史を正確に学んでいない若年層の外国人の中には、日本人の特に中高年の年齢層に反感を抱いている人がいますので、特に高齢な方は注意が必要です。

 

現地に日本人のコミュニティーがあるかどうかをインターネットでチェックし、もし有れば参加をしましょう。現地生活に必要な情報提供が受けられます。

 

特に家族で海外に滞在する際、周囲に友人や知人が居ないと奥さんが孤独になるケースが多々あります。

 

どんな人種であろうが、積極的に触れ合いを求める奥さんであれば問題はありませんが、赴任したばかりの期間は、やはり日本人女性と親しくなるのは奥さんにとって心の支えになるものです。

 

日本人コミュニティーとの関わり具合はケースバイケースで

海外に赴任をしたての頃は、色々と助けになる日本人コミュニティーですが、現地の暮らしにも慣れてきたら、コミュニティーとの関わり具合も再考してみると良い場合もあります。

 

海外の日本人コミュニティーも様々な人が参加し、個々に様々な行動と発言をしており、時として個人的な中傷や攻撃というトラブルも発生します。

 

これも私の経験ですが、日本人コミュニティーの中に派閥のようなグループが出来上がり、非常に雰囲気の悪い集まりもあり、お付き合いには一定の距離を保つようにしました。

 

中高年という年齢から、そのコミュニティーの幹部に推されそうにもなりましたが、やんわりとお断りしました。

 

トラブルなど一切ない良質で素晴らしい方々で構成されて、参加者全員のメリット優先で健全に運営されている日本人コミュニティーも少なくありませんが、外国での生活に慣れてきたら、その日本人コミュニティーから得られるメリットとデメリットをチェックし、お付き合いをする事をお勧めします。

 

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