定年退職の中高年が持つ実績を再就職先で誤用せず活用する

定年退職した中高年の実績やをキャリアは決して誤用しない

派遣社員は基本的に契約された期間のみ社員として派遣先で働き、その個々の契約期間が終了すれば、派遣先での就労は終了します。

 

派遣期間終了時に派遣先の会社から、「引き続き我社で働いて下さい。」と継続の就労を依頼をされるのか、「これで派遣終了です、お疲れさまでした。」と打ち切りとなるのか、それは派遣社員の働きぶりを評価してもらえるかどうかです。

 

このページでも引き続き、私の知人で派遣会社の担当者の方からの定年退職者の再就職アドバイスを紹介します。

 

 

ゼロからのスタートである事を認識する

人としてのキャリアを再就職先で活かす

人としてのキャリアを
再就職先で活かす

60歳で定年退職した人も65歳の人も、それぞれ社会人として経験を積んだベテランの中高年です。

 

勤務していた会社の最終の時期では、社内で「上司」となる人も限られていて、命令する事はあっても命令される事は少なくなっていたでしょう。

 

中には管理職に就いていた人も多いでしょうが、派遣社員として派遣先で働く際は、かつての肩書、タイトル、ポジション、地位には何の意味も価値も無い事、一人の外部から派遣された社員としてゼロからスタートするという自覚を強く持つ事が大切です。

 

率直に言って派遣社員という立場は、その会社の正社員の従業員から見れば、自分達よりも「下」の位置である臨時の従業員です。

 

アルバイトやパートと同じとは言いませんが、しかし同等の立場として見做される事は殆ど無いと考えておくべきです。

 

また定年退職者の場合、派遣先の従業員は殆どが年下の年齢です。

 

正社員とは決して同等の立場とは受け止められない立場の高齢な派遣社員が、派遣先の会社の若い正社員に対して、上司や大先輩のように振る舞うなど言語道断です。

 

高齢な定年退職者の派遣で、「あの人とは一緒に仕事をしたくない。」という正社員からのクレームで、契約を打ち切られるという事態が少なくないとされています。

 

自分の社会人としての誇りや実績を棄て去る必要はありませんが、しかし派遣先の会社では、あくまでもゼロからのスタートである事を肝に銘じておくべきです。

 

人生の先輩という事実を活かす

派遣先で高く評価される仕事ぶりというモノは、単に数字で現わす事が出来るモノだけが対象になるのではありません。

 

会社、職場は機械ではなく生きた人間で構成されています。

 

そこには必ず人間関係というモノが存在し、また人間教育という役割を果たす人材が求められます。

 

工場に再就職した男性のケース

65歳で定年退職した中高年男性は、工場の生産ラインの派遣の仕事に再就職をしました。

 

そこで高く評価されたのは、その方の人的な現場調整能力でした。

 

近年は労働力確保のため、生産ラインに外国人労働者が就労しているのも珍しくありませんが、日本人労働者に比べて気まぐれで組織への忠誠心の希薄な外国人ワーカーと日本人ワーカーの間で、毎日大小の衝突がありました。

 

定年退職後に、その生産工場に再就職をした中高年男性は、培ってきた人間関係の調整能力を発揮し、職場の雰囲気を劇的に改善し派遣先から高く評価され、派遣期間も延長されて長期勤務となっています。

 

教育担当として再就職した女性のケース

また定年退職した女性は、長年企業で総務を担当していたキャリアとノウハウを活かし、派遣先では経理実務ではなく従業員の教育指導を担当し、その実績を高く評価されて、やはり派遣社員として長く勤務されています。

 

かつての自分の実績を誇る、上司のように振る舞うのではなく、人間としての経験を活かす、キャリアを活かし派遣先の会社で評価されるような勤務態度を目指し、長期に渡り就労出来る再就職を目指すようにしましょう。

 

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