かつての実績は中高年の再就職活動で評価されるとは限らない

プライドを捨て去り一個人の中高年として再就職活動を

前ページでは、リストラされたからと言って、その人の人材価値は何ら変わる事が無いとお伝えしました。

 

但し、逆の意味で注意をして頂きたいのは、その人の会社員としての評価は解雇された会社の中での評価であって、客観的で絶対的な評価とは違う場合もある、という事です。

 

 

かつての評価には絶対的な価値が無い場合も

卑下せず奢らずニュートラルに再就職活動を

卑下せず奢らずニュー
トラルに再就職活動を

社会全体で俯瞰した場合、リストラされた、解雇された出来事はコップの中の小さな出来事であるとお伝えしましたが、その人の企業の中での評価もコップの中での出来事であるという事実を自覚する必要があります。

 

特に有名企業に勤務していて、管理職に就いていた中高年の方に多いのは、リストラで精神的なダメージを受けながらも、かつての会社での自分の実績や業績に高いプライドを持つ人です。

 

自分の命令で何十人という部下を動かす事が出来たポジションに就いていた中高年は、その権限が自分の社会人としての能力であると思い込み、客観的に自己評価が出来ないケースが多々あります。

 

また取引先に対しても権限を有し、自分の意のままに仕事を進める事が出来たという中高年の方も少なくないでしょう。

 

しかし会社から切り離された一人の個人は、既にその企業の金看板を背負ってはいません。裸一貫の個人となるのです。

 

以前の実績や権限が、他の会社でも活かせる場合もあるでしょう、しかし再就職活動で全く活かせない、プラス評価とされない場合もあるという事をシッカリと自覚するべきです。

 

まっさらな一個人としての客観的な人材評価を基に再就職活動を

リストラされたからといって自分を否定する必要など全くありまん、しかし同時に、かつての会社内での評価も権限も、今後の再就職活動に活かせるとも限らないという事をシッカリと自覚するべきです。

 

一個人という立場になって再就職活動をする際、自分を自己でマイナスにもプラスにも評価しない、あくまでも客観的な評価に基づき活動をする事が、再就職を成功に導きます。

 

こちらの「自己を過小評価せず同時に中高年のプライドを捨て客観的分析を」でお伝えしたように、転職・再就職をサポートするプロに、自身の客観的な人材評価を依頼するべきです。

 

この謂わば社会人としてニュートラルな立場で行動するというスタンスは、実際に再就職に成功し、新しい職場で仕事をする際にも必ず必要となるもので、「郷に入っては郷に従え」というスタンス、かつての実績や功績は一度全て捨て去り、まっさらな立場で再就職先で仕事に励む姿勢は非常に重要な事となります。

 

転職のプロからのアドバイス

私の知人で上場企業に勤務し海外営業を担当していた方でリストラされた中高年の方は、解雇された後の会社からの支援として大手の転職・再就職支援会社のサポートを受けましたが、担当となったキャリアアドバイザーから、次のようなアドバイスを受けました。

 

「悲観も楽観もせず、自分のキャリアに関して素直なスタンスの中高年の方が早めに再就職を決めています。」

 

このリストラされた知人は、私の知人の中でも楽観的な考え方をする方で、もともとリストラされても悲観的になっていない、いつか何とかなるさ、というスタンスの方で、また自分のキャリアに関しても客観的な評価を自己で下している方でした。

 

プロのアドバイスを受ける前から、既に「素直」なスタンスの出来ている方でした。

 

上場企業のリストラですので、解雇の条件が良かった事、プロの個別サポートが長期間受けられる事から、「ちょうどイイ機会と受け止めて、じっくりと再就職先を探します。」と言われていましたが、結果的に前職よりも待遇の良い再就職に成功しています。

 

もう一人、私の別の知人で、やはりリストラで解雇されたが、卑下せず、また奢らず、早期に条件の良い再就職に成功した実例を次ページでご紹介します。

 

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